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WBO世界ライトフライ級チャンピオンの田中恒成(畑中)に挑戦する同級1位のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)が15日、名古屋市内の畑中ジムで練習を報道陣に公開した。アコスタは、16戦全勝16KOとパーフェクトレコードを誇るプエルトリコ期待の元オリンピアン。練習は1時間半、じっくりと汗を流したアコスタ。体重はリミットまで後4kgあると語ったが「いつも通り」と、順調な調整をアピールした。
試合は、5月20日(土)、名古屋市内の武田テパオーシャンアリーナで第1試合は午後1時半開始予定。
試合は、5月20日(土)、名古屋市内の武田テパオーシャンアリーナで第1試合は午後1時半開始予定。
16戦全KO勝利のパーフェクトレコード
2日前に来日したアコスタは、体調も良いし、体重調整も問題ないと自信を見せた。「最高の調整をやってきた。自信はある」と、落ち着いた様子で語った。チャンピオンの田中については「良い選手で頭も良いと思う。私と同じように充分な準備をして、ベストな状態でリングに上がってもらいたい」と、語った。
ファビエル・アセル トレーナー
9歳からアコスタを子供のように育てたというファビエル・アセルトレーナー(51)は「プロモーターのおかげで本当に良い準備は出来ている。スパーリングは85ラウンドやった、相手には元オリンピック選手や、世界チャンピオンと充実している。タナカは2階級制覇するだけの全てを兼ね備えた選手だと思っている。ただ、20日は勝てない」と、笑顔で強気なコメントを残した。
1時間半じっくりと汗を流した
練習では、サウナスーツに着替えると10分間、独特なリズムでロープを飛び汗を出すと、鏡を凝視しながらシャドーで同じく10分間フォームをチェック。その後、ミット打ちを5ラウンドこなし、さらにロープを5分飛び、練習は終了。約1時間半、しっかりと汗を流した。来日3週間前からプエルトリコと日本の時差13時間を考え、昼夜逆転した生活を送っていたアコスタは「時差ボケは全くない」と、時差対策も計画的に進めていると明かした。
畑中清詞会長
練習を見守った、畑中清詞会長は「まあ、今日の動きは汗を出すための練習だから本気は出してない。スピードも、本当はもっとあるしパワーもあるはず。なんせパーフェクトレコードの選手だからね」と、アコスタを警戒した。「でも、(田中)恒成のスピードにはついてこれないでしょ」と、自信も口にした。
試合まで後5日