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明日1日、後楽園ホールで行われる川崎新田ジム主催「ホープフル・ファイト」のセミでデビューするベトナムのアマチュア王者のグエン・ゴック・ハイ(24)が、日本のリングに立つベトナム人としては13年ぶりの選手であることが分かった。グエンは、川崎新田ジム出身で11年度全日本バンタム級新人王の尾島祥吾氏が15年にベトナム・ホーチミン市で起ち上げた「サムライボクシングジム」の選手で、プロ化が進んでいない母国を離れ日本でのデビューを計画していた。川崎新田ジムでは日本ライセンスの取得を目指していたが、ビザの関係で今回は断念。明日は外国人登録選手として後楽園ホールのリングに立ち、ウェルター級4回戦で4戦1勝2敗1分の為田真生(31=REBOOT)と対決する。
30日に都内の日本ボクシングコミッション事務局で前日計量に臨んだグエンは、為田が300gアンダーの66.4sでパスしたのに対し、リミットの66.6sを1.7s下回る64.9sで余裕のクリア。緊張から解放されると「ドキドキ、ワクワクしている。強い気持ちで戦いたい」と意気込み、デビュー戦を心待ちにした。また、新田渉世会長も「実際にやってみなければ分からないが力はある。日本チャンピオンぐらいまでに成れれば」と期待した。