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WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦が29日、金沢市内の石川県産業展示館2号館で開催された。カシミジムに籍を置いて1年半という、フィリピン出身のジェネシス・カシミ・セルバニアと王座を競ったのはランキング4位で、同じくフィリピン出身ラルフ・ジョン・ルル。リングサイドには前日本フェザー級王者の林翔太(畑中)の姿があった。
世界を狙うセルバニア
最初から上体を小刻みに揺らしながらプレスを掛けたセルバニアが一気に勝負をつけた。右ストレートと左フックが印象的だった29戦全勝のフィリピーノの今後に注目したい。
記念撮影
試合後は、応援に駆けつけた仲間たちと記念撮影。「ありがとう。日本が大好き。世界チャンピオンになります」と、笑顔が絶えない。
石川テレビの取材に応えるセルバニア
リング下で観戦を終えた林翔太(畑中)は「強いと思いました。ちょっと意識しましたね」と、セルバニアの豪快な戦いっぷりを評価した。林はゴールデンウィーク明けまでゆっくりと過ごした後、再起に向けて始動する。今後に関しては「まだ自分は若いので、世界を目指して、どうせやるなら強い選手と試合がしたい」。フェザー級戦線に火をつけた男が、6年ぶりに喫した黒星から這い上がってくる。