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元日本バンタム級チャンピオンでWBO世界バンタム級6位の大森将平(ウォズ)が13日、京都市内のジムで練習を報道陣に公開した。世界初挑戦まで10日間となった大森は「順調にきている」と落ち着いた様子で語った。南京都高校(現・京都廣学館高校)の先輩で、WBA世界スーパーバンタム級新チャンピオンの久保隼(真正)の試合に刺激を受けたと話した大森は、キレのある左ストレートを打ち込んだ。
ベルトは後からついてくるもの
練習後に会見に応じた大森は「今回の調整には色々な方に協力してもらい、チームとしてバックアップしてもらっているので心強いですし、ありがたい。感謝の気持ちを持ってリングに上がりたいですね」と順調に調整できたと語った。9日のWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチで世界王者になった高校の先輩の久保隼(真正)の試合をテレビ観戦した大森は「ドキドキしながら見ていました。本当に力をもらいました」と喜んだ。最後に「タパレスに勝つことだけです。ベルトは後からついてくる」と唯一の黒星を献上したチャンピオンのタパレスへのリベンジを誓った。
大森昌治会長
練習を見守った大森昌治会長は「京都初の世界王者は久保(隼=真正)選手に先を越されたけど、京都のジム初の世界王者になってもらいます」と意気込んだ。「チームとして、将平をバックアップできたことが今回は1番良かったと思う。タパレスに勝ってベルトはいただきます」と、自信をみせた。
キレのある動きで圧倒した。
練習は、ウォズジムが招聘したフィリピン人ボクサーで、フィリピンスーパーフライ級8位のマニュエル・エルメンテーラ(23)と2ラウンドのスパーリングを披露。キレのある左ストレートで圧倒し、体調の良さをアピールした。