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元日本・OPBFライト級王者で現在は同級1位の加藤善孝(32=角海老宝石)と高校4冠の実績を引っ提げプロデビューし、4戦目で上位を狙う同級11位の吉野修一郎(25=三迫)が12日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で前日計量に臨んだ。試合は明日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」の第5試合、ライト級8回戦で行われる。
不安はない
今年最初の試合となる加藤は100gアンダーの61.1kgでパス。今回が40戦目となる古豪は「30戦目ぐらいで世界を獲っている予定だったが、よくここまでやってきたなと思う」とコメント。「相手の映像は少し観たが、アマチュア出身にしてはパンチを振ってきて好戦的な印象。明日はプロの厳しさを教える」と踏み台になるつもりはないと語った。
気合を入れて髪の色をグレーアッシュにした
100gアンダーの61.1kgの計量を終えた吉野は「前回より体つきが変わった。やるだけのことはやったので明日の試合が楽しみ」と意気込みを口にした。先日、WBA世界スーパーバンタム級王者となった久保隼(真正)とはアマチュア時代からの知り合いだという吉野は「久保さんの試合を見て刺激を受けた。相手は強いけどリングに上がれば関係ない。明日は世代交代しますよ」とビッグチャンスに闘志を燃やした。