久保隼の世界戦まであと2日

　WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチに出場するチャンピオンのネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)と、挑戦者の久保隼(真正)が7日、世界戦の調印式を行うため大阪市内のホテルに姿をみせた。徐々に高まる世界戦の緊張感。試合は2日後の4月9日(日)、エディオンアリーナ大阪(旧大阪府立体育会館)で、第1試合は午後1時ゴング予定。
※関西地域では関テレで試合の放送される。また、全国的には「スマホDEカンテレ」でインターネット配信が行われる。

　調印式後に行われた会見で、プロモーターの山下正人会長から関係者への感謝が語られた。「今回の世界戦は、真正ジムとして単独では初めての世界戦となります。全力で久保と仕上げて来たので、明後日は応援よろしくお願いします」と挨拶した。

　続いてチャンピオンのセルメニョは「おかげさまでコンディションは大変良く、良い試合ができると思う。明後日はしっかり勝って、パナマに、そして、ベネズエラにベルトを持ち帰る。この試合に勝ってトモキ カメダと試合をしたいと思っている」と語った。亀田和毅との対戦については「数ヶ月前にオファーをもらったので順番で戦うだけです」と真相を話した。
　セルメニョは赤色の日本製8オンスのグローブを選択。

　挑戦者の久保は「今回の試合にはうまく調整できたので、明日の計量を待つだけですね。チャンピオンはチャンピオンらしく風格があると思います。明後日は自分のボクシングをするだけですね」と落ち着いた様子で語った。
　久保は青色の日本製8オンスのグローブを選択。

■オフィシャル陣
レフェリー:ロベルト・ラミレスJr.(プエルトリコ)
ジャッジ: アルフレド・ポランコ(メキシコ)
ジャッジ: ロバート・ホイル(アメリカ)
ジャッジ:ウリエル・アギレラ(コロンビア)
立会人: アラン・キム(韓国)