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「拳四朗(25=B.M.B)の映像は見ていないが問題はない。勝つのは私だ」――5月20日、東京・有明コロシアムでWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王座の2度目の防衛戦に臨む王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)が、揺るぎない自信を口にしている。ロペスは拳四朗との試合に向けメキシコで順調に調整を続けている様子で、「これからスパーリングの数も増やしていく」と意気込んでいる。
練習に熱が入るロペス
ロペスは昨年3月、木村悠(帝拳)に12回判定勝ちを収め、03年8月のプロデビューから13年で念願の世界一の座についた。7月には初防衛を果たしたが、V2戦を前に負傷したためブランクが続いている。「木村選手との試合では、まずまず計画どおりの試合ができたと思う。ケガも大したことはなく、いまは完治しているのでしっかり練習できている」と話す。挑戦者の映像は見ていないというが「マネージャーとトレーナーが試合に勝つためのメニューを考えてくれているので、それを実行していけば問題はないと思っている。これからスパーリングの量も増やしていく予定だ」と自信をみせる。ロペスはサウスポーの技巧派強打者で、拳四朗にとってはプロ10戦目で迎える初めてのタイプといえる。その点でロペスにアドバンテージがありそうだが、当の王者は「サウスポーだからといって自分が有利だとは思わない。でも、勝つのは私だ」と話しており、実力で王座を守るという強い意志を感じさせる。戦績はロペスが34戦28勝(17KO)6敗、拳四朗は9戦全勝(5KO)。