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WBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(21=畑中)が今週3日から一週間、都内の角海老宝石ジムへ出稽古に訪れているとの情報をキャッチ。4日は日本フライ級王者の粉川拓也(宮田)と、5日は日本フライ級1位の長嶺克則(マナベ)と6ラウンドのスパーリングを敢行した。
昨年大晦日の決定戦を制し2階級制覇を成し遂げた田中は、5月20日(土)の愛知・武田テバオーシャンアリーナで、16戦全勝16KOとパーフェクトレコードを更新中の強打者、同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を迎えての初防衛戦を予定している。
昨年大晦日の決定戦を制し2階級制覇を成し遂げた田中は、5月20日(土)の愛知・武田テバオーシャンアリーナで、16戦全勝16KOとパーフェクトレコードを更新中の強打者、同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を迎えての初防衛戦を予定している。
階級を上げパワフルさが増した田中
世界戦前の昨年11月にも同ジムへ出稽古に訪れている田中は、今回もタイプの違う階級上の選手と実戦練習を行い、力をつけて帰りたいとコメント。フットワークに長けカウンターを得意とする長嶺とのスパーでは、序盤から課題のガードを意識しながらプレッシャーをかけ、常に相手を正面に捉えて離さず。緩急をつけた攻撃から終盤は一気にギアを上げ、長嶺を連打で追い込んだ。
長嶺も上手くジャブから攻めた
終了後、長嶺は「とにかく速い。一段上で圧力を掛けられてしまいました。僕のパンチでガチッと当たった感触もなかった。勉強になりました」と脱帽。今週もう一度お願いしたいと田中に頼み込んでいた。
リベンジを誓う長嶺と
一方、田中は課題のガードが半分もできていないと反省が口をついたが、こればかりは実際の試合で少しずつ良くしていくしかないと笑った。スパーリングは昨日の粉川と同様、長嶺も雰囲気と緊張感があり、学ぶことも多かったと喜び、明日以降の練習でもしっかり勉強したいと話した。