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[発表会見]2017.4.3

拳四朗 親子で世界を獲る

3日、トリプル世界戦の発表会見が都内のホテルで行われ、村田諒太(帝拳)のWBA世界ミドル級王座決定戦、比嘉大吾(白井・具志堅)のWBC世界フライ級王座挑戦に続き、元日本&OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者でWBC4位の拳四朗(25=BMB)がWBC世界ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)に挑戦すると発表された。歴史的なビッグイベントは5月20(日)東京・有明コロシアムで開催され、当日フジテレビ系列で全国中継される。

※観戦チケット情報
・特別リングサイド: 50,000円
・指定席A: 30,000円
・指定席B: 20,000円
・指定席C: 10,000円
・指定席D: 6,000円
■4月10日(月)「チケットぴあ」にて発売開始
ライトフライ級最後の一角を狙う拳四朗
 父でBMBジム会長の元日本ミドル級チャンピオン寺地永氏の指導のもと、73戦57勝16敗のアマチュア戦績を引っさげ14年にプロへ転向した拳四朗は、これまで9戦し全勝5KO。10戦目での世界初挑戦となった。王者は昨年3月、木村悠(帝拳)に判定勝ちし世界王座に就いた技巧派のサウスポー。7月にはジョナサン・タコニン(比)を迎え、判定勝ちで初防衛戦に成功した。
圧勝して勝つと拳四朗
 緊張するとしまりのない顔になってしまうという拳四朗は、会見の冒頭から笑顔で質疑に応答。「コンディションは今でもバッチリですが、もっと仕上げていきたい。自分の距離を保ってジャブを当てていきたい。自信はあります。このチャンス一回で世界を獲ります」と意気込んだ。
このチャンスを必ずものにすると寺地会長
 また、寺地会長は「息子には無理やりボクシングをさせたが、世界戦が決まったいま運命を感じる。ここまでこれたのも本人の頑張りがあったから」と親子で歩んできた世界までの道に感慨ひとしお。「ロペスはフットワークが優れた選手で捉えにくいと思うが、これから戦略を練っていきたい。このチャンスを逃さず、親子で世界を獲りにいく」と話した。
5.20は比嘉、村田、拳四朗のトリプル世界戦
 拳四朗が勝てば、メジャー4団体のライトフライ級王座は日本人が独占することになる。最後の一角を狙う拳四朗は「この階級が盛り上がれば嬉しい。5月20日に勝って日本人との直接対決を実現させたい」とその先の夢を描いた。

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