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WBA(世界ボクシング協会)ライト級王者でWBC(世界ボクシング評議会)からはダイヤモンド王者の称号を授かっているホルヘ・リナレス(31=帝拳)と、王座奪回を狙う前WBA王者アンソニー・クロラ(30=英)が21日(日本時間22日)に行われた公開練習で、4日後に迫った再戦に向けた抱負を口にした。試合は25日(日本時間26日)、英国マンチェスターで行われる。
※リナレス対クロラは26日(日)早朝、WOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信されるほか、27日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送される。
昨年9月、今回と同じマンチェスター・アリーナで行われた初戦で3対0の判定勝ちでWBA王座を奪ったリナレスは「クロラは前回よりも準備ができているようにみえる。彼は前回よりも手数を増やして私を封じようとするだろうけれど、問題はない。大事なことは試合後に言い訳できないように、万全の状態で来てくれることなんだ。前回は右拳の骨折でブランクができたあとの試合だったけれど、今度は前回よりもいいよ。この試合のために129ラウンドのスパーリングもこなしてきた」と話した。勝てばWBC王者のミゲール・マイキー・ガルシア(米)との対戦が待っているが「近い将来の大きな計画もあるが、まずは土曜日の試合に集中する。それからガルシア戦に向かう」と述べるに留めた。44戦41勝(27KO)3敗。
これに対し王座奪回を狙うクロラは「前回の敗戦から私は多くのことを学んだ。リナレスはスピードがあって、メリハリをつける巧さやジャッジへのアピールにも長けている。今回はより多くのコンビネーションを放ち、巧みに戦う必要がある。私たちのスタイルは噛み合うと思うが、今度は前回とは別の結果が出るだろう」と、こちらも自信をみせた。39戦31勝(13KO)5敗3分。半年前は3対2でクロラ有利のオッズだったが、今回は11対6でリナレス有利と出ている。