試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
第2回「A-Sign Bee」(後楽園ホール) のセミファイナル、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者の近藤明広(31=一力)対パトムサク・パトムパトン(33=タイ)の前日計量が12日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、両者とも63.6sの規定内でクリアした。両者は15年7月に対戦し、この時は近藤がヒッティングで相手の左目上を切り裂き、負傷ストップによる4回TKO勝ちを収めた。
パトムサクは前回なかったタトゥーを入れた
再戦に向けてパトムサクは、「近藤はタフでプレッシャーの強い選手だが、前回のようにカットしなければ大丈夫。今回は面白い試合を見せるよ」と自信を示した。
今はOPBFとの統一戦が目標
一方、2戦連続のノンタイトル戦となった近藤は、「相手はガードを固めてくるので上下に打ち分け、そのなかでチャンスがあれば決めたい」と話し、「今後はOPBF王者との統一戦に興味がある。この階級は岡田選手(前日本同級王者 岡田博喜/角海老宝石)や小原選手(元OPBF東洋太平洋同級王者 小原佳太/三迫)だけじゃない、近藤もいるとアピールしたい」と意気込んだ。
事実上の次期挑戦者決定戦
また、第5試合の女子ライトフライ級8回戦に出場するOPBF同級2位の緒方汐音(28=ワイルドビート)とOPBF同級1位の矢吹純(25=協栄)は、ともにリミットの48.9sでパス。初の東京進出となる緒方は、「気持ちで負けないよう、精一杯頑張ります」と話し、6戦全勝3KOの矢吹は「技のレパートリーが増えたので明日はKO狙いで暴れます」と気合いを入れた。
この試合はノンタイトル戦ながら、1位と2位による事実上の次期挑戦者決定戦。王座は前回12月の世界挑戦に失敗した岩川美花(高砂)が保持している。
この試合はノンタイトル戦ながら、1位と2位による事実上の次期挑戦者決定戦。王座は前回12月の世界挑戦に失敗した岩川美花(高砂)が保持している。