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これまで海外を中心に活躍し、日本のリングは3年ぶりとなる元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25=協栄)が9日、55.8s契約10回戦の前日計量に臨んだ。都内の日本ボクシングコミッション内の計量会場に長男の興毅氏、次男の大毅氏と揃いのジャージ姿で登場した和毅は、リミットで一発クリア。対戦相手のIBF世界スーパーバンタム級6位マイク・タワッチャイ(31=タイ)は300gアンダーで秤を降りた。亀田和毅が後楽園ホールで試合をするのは、今回が初めて。
和毅はきっちり仕上げリミットでクリア
デビューから9年目にして今回が後楽園ホール初登場となる和毅は、「今できることを出せればホールのお客さんも喜んでくれると思う。楽しく、スピード感のある面白い試合をしたい」と落ち着いた様子で話し、トレーナーの興毅氏も「文句なく仕上がった。相手もそれなりに仕上げているので、油断せずに練習してきたことをしっかりと発揮してもらいたい。その上で力の差を見せつけてほしい」と期待した。
亀田兄弟が新たなスタートを切る
また、4年半前にタワッチャイと拳を合わせたことのある大毅氏は今回、新たにセコンドライセンスを取得。「相手はパンチのある良い選手。僕の時よりもだいぶレベルが上がっていると思うが、和毅なら軽く倒してくれるとはず」とエールを送った。なお、明日は興毅氏、大毅氏ともに叶わなかった日本復帰への思いを託し、興毅氏の入場曲「バーニング・ハート」とともに亀田トレインを復活させる。
タワッチャイは55.5sでパス
一方、今回が11度目の来日となるキャリア52戦のタワッチャイは、「明日は自信がある。リングで見せる。絶対に勝つ」と意気込んだ。