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[レッツ・ボックス]2017.2.24

男も聞き入るボクシング女子会 part.2

 2月4日に東京・大田区で開かれた第3回ボクシング女子会の紹介続編。今回は懇親会でトップ女子たちの語った「勝つための」コンディショニング論から、黒木優子(25=YuKOフィットネス)と多田悦子(35=真正)の練習論をピックアップした。
WBC女子世界ミニフライ級王者
黒木優子(25=YuKOフィットネス)

「私は(住んでいるのが)九州なんでスパーリング相手に女性がいなくて、いつもアマチュアの男性だったりするするので、スピードがあったり、結構ボコボコにもらうときはもらっちゃう。もうイライライライラするんですけど、それを引きずっちゃうと、何日もダメになっちゃう。2ヶ月前くらいからフォームの修正とかは全部終わらせておいて、ラスト1か月でまとめてするんですけど、最後に仕上げればいいって思うようにしているんで、途中過程でイライラしても、“マイペース、マイペース”って自分に言い聞かせています」
WBA女子世界ミニマム級、IBF女子ミニフライ級・元王者
多田悦子(35=真正)

「昔はずっと気合いやと思って走ってたんですけど、実戦により近い状態にして走ることが効率がいいんやなって思いました。20分しかないんで。1ラウンドが3分やない。20分間のいかにダッシュ系、瞬発系が、1ラウンド2分で戦うには大切やから。そういうふうな動作のほうが実戦に近いと思うんで。そういうふうにしております!」

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