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昨年12月、荒川仁人(ワタナベ)が返上した日本ライト級王座を同級2位の野口将志(27=船橋ドラゴン)と争い、圧巻のKO劇で新王座に就いた土屋修平(30=角海老宝石)。恵まれたフィジカルとパワーを武器にデビューから破竹の連続KOで10年の全日本新人王MVPにも輝き、"KOキング"の異名をとった土屋だが、その後15戦目で連勝がストップ。スタイルを見つめ直すなど暗中模索する日々が続いた。初黒星からのこの4年間は決して短い年月ではなかったが、変則型サウスポー野口との初のタイトル戦では、これまでの鬱憤を晴らすかのように一気にペースを奪うと左右をまとめ3回KO勝ち。挫折を糧に見事壁を乗り越えた。
デビューから7年半かけて念願の称号を掴んだ土屋は、3月4日(土)の後楽園ホールで1年ぶり、2度目の日本タイトル挑戦となる1位の西谷和宏(29=VADY)を迎え初防衛戦に臨む。
デビューから7年半かけて念願の称号を掴んだ土屋は、3月4日(土)の後楽園ホールで1年ぶり、2度目の日本タイトル挑戦となる1位の西谷和宏(29=VADY)を迎え初防衛戦に臨む。