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約7年2ヶ月ぶりの広島県でのタイトルマッチが明日、NTTクレドホールで開催される。「SANEI FIGHT PRO BOXING」のメインイベント、WBO アジア・パシフィック・ライトフライ級王座決定戦、同級2位の堀川謙一(36=SFマキ)と同級3位の板垣幸司(33=広島三栄)の前日計量が11日、広島市内のホテルで行われた。
しっかり勝つだけ
明日が46戦目のリングとなる堀川はリミットちょうどの48.9kgでパスした。勝てばベルトともにWBO世界ランキング入りが濃厚だが「世界ランカーになったことがないので興味がある。ただ、世界戦をやってみたいとは思わない。ベルトを獲ってからどう思うかですね」と淡々と話した。敵地での試合となるが、「当日、どんな雰囲気なのかはやってみないとわからない。勝つならどんな形でも良い」と静かに闘志を燃やした。
ベルトを見てテンションが上がった
地元の期待を一身に背負う板垣もリミットちょうどの48.9kgでクリアした。秤を降りて安堵の表情を見せた板垣は「堀川選手の最近の試合映像を1週間前に観たが、印象が変わったので明日は考えながら戦っていく」。「先輩の大悟さん(中広大悟氏=元日本スーパーフライ級王者→引退)からはズルく勝つことだけを考えて戦えとアドバイスをもらった。プレッシャーはあるが感じないようにしたい」と広島三栄ジム3人目の王者を目指す。