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元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王者ルーカス・マティセ(34=亜)が、5月6日に米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるサウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)対フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(30=メキシコ)の前座で復帰戦を行うことになった。ゴールデンボーイ・プロモーションがメディアに明かしたもので、マティセにとっては15年10月以来のリングとなる。
ルーカス・マティセ
マティセは12年から13年にかけてWBCのスーパーライト級暫定王座に君臨し、その強打は世界中の注目を集めた。ダニー・ガルシア(米)に判定負けを喫したあともジョン・モリナ(米)、ルスラン・プロボドニコフ(露)らを下して存在感を示したが、15年10月のWBC王座決定戦でビクトル・ポストル(ウクライナ/米)に10回KO負け。その試合で目を痛めたこともあり、その後はリングから遠ざかっていた。42戦37勝(34KO)4敗1無効試合。再起戦の相手は未定だが、マティセはウェルター級で世界王座を狙うことになるという。