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昨年大晦日に王座決定戦を制してWBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者になった田中恒成(21=畑中)に対する指名挑戦者決定戦が11日(日本時間12日)、プエルトリコのカグアスで行われる。1位のジャフェト・ウートニ(37=ナミビア)と2位のアンヘル・アコスタ(26=プエルトリコ)が拳を交えるもので、勝者は90日以内に田中に挑戦する権利を得る。
ウートニは08年北京五輪に出場(1回戦はシード、2回戦敗退)するなどアマチュアで活躍後、12年11月に33歳でプロに転向。これまで13戦12勝(5KO)1敗の戦績を残している。WBOアフリカ王座、WBOインターナショナル王座を獲得してランキングを駆け上がってきた。BOXRECには身長175センチと記されている。対するアコスタはプエルトリコの人気者、元4階級制覇王者ミゲール・コットがプロモートするホープで、ウートニと同じ12年11月にプロデビューしてから15戦全KO勝ちをマークしている。WBC中米カリブ王座やWBOラテン王座などを獲得した実績がある。どちらが田中への挑戦権を手にするのか。