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今夜飛び込んできたニュースをお伝えしたい。ワタナベジムは31日、同ジム所属の日本スーパーフライ級10位、東洋太平洋同級14位の長井一(33)が、2月4日(日本時間5日)にメキシコ南東部の都市カンクンで開催されるイベントで元IBF・WBO世界ミニマム級統一王者で現在はWBO世界フライ級3位のフランシスコ・ロドリゲスJr.(23=メキシコ)に挑戦すると発表した。試合は52.0kg契約10回戦で行われる。
高山との統一戦を制したロドリゲスJr
ロドリゲスJrはフライ級初期のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と対戦経験があり、キャリア初のダウンを奪われ7回TKO負けを喫したが、翌14年にIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)と自身の持つWBO世界ミニマム級王座をかけ対戦し、王座統一に成功した。その後階級を上げ、現在はWBC世界ライトフライ級9位にもつけている。15年7月にWBO世界ライトフライ級王者ドニー・ニエテスに挑んだが、判定負けを喫し2階級制覇を逃した。戦績は25戦20勝(13KO)4敗1分。再起後は4連勝を飾り、かつての勢いを取り戻しつつある。
KOに繋げる連打には要注意
一方、長井は戦績23戦14勝(4KO)7敗2分、プロ11年目の中堅選手。粘り強い攻撃が持ち味で一昨年の12月から3連勝中。この中に元日本ランカーが含まれていたことが評価され、東洋太平洋、日本の順でランク入りをはたした。今回、一気に世界ランクを奪うチャンスを得たが、タイトル挑戦経験はなくましてや海外は初参戦。階級は違うが元世界王者を相手に失うものは何もない気持ちで思い切ってアタックしてほしい。朗報に期待する。
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