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明日30日、後楽園ホールで開催される「フレッシュボーイ」のメインイベント、日本スーパーフライ級5位の木村隼人(27=ワタナベ)対同級13位の高橋竜平(26=横浜光)のバンタム級8回戦は、高橋の棄権により中止となった。これにより試合はオール4回戦、全9試合で行われ、ライト級4回戦の佐々木悠登(ワタナベ)対本間靖人(勝又)が最終試合に繰り上がった。なお、開始時間に変更はなく18時スタート。
高橋は3.3sオーバーで棄権
木村より早く都内の計量会場に姿を現した高橋だが、横浜光ジムはウェイトオーバーと申告。予備計量を行った高橋はバンタム級リミット53.5kgを3.3s超えていた。今朝の時点で残り500gまで落としていたが、午前中に身体を動かした後に気分が悪くなり、病院に行ったところ脱水症状と診断され、受けた点滴でリミットを大幅に超えてしまった。高橋は「体力は回復した。(最終計量の)16時までに落とす」と主張したが、ドクターは当然ながら脱水症状後の減量は無理と進言し、両陣営の話し合いにより試合は中止となった。高橋の謝罪を受けた木村は、「また今度やりましょう」とうつむく相手の肩に手をおいた。
気持ちを切り替えて頑張ります
昨年10月の日本スーパーフライ級王座決定戦で中川健太(レイスポーツ)に判定2-1で敗れた木村は今回が再起戦だった。「前回のモヤモヤした気持ちを払拭させてくれる強い相手が高橋選手だった。こんなことは初めての経験でショックだったが、高橋選手も最後まで落とそうと努力した結果なのでしょうがない」と話し、「また上に行くための相手を組んでもらえるよう頑張ります」と気持ちを切り替えた。