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1月から4月にかけてタイトルマッチが予定されいるワタナベジムの5選手が25日、合同会見を行い、報道陣に練習を公開した。会見に登場したのはWBOアジアパシフィックライト級王座決定戦を1月31日(火)に迎える荒川仁人、2月4日(土)に日本スーパーバンタム級王者に挑戦する久我勇作、3月22日(水)に3度目のタイトル挑戦で日本スーパーフライ級チャンピオンに挑む船井龍一、4月16日(日)に日本ミニマム級タイトル奪取を狙う谷口将隆、東洋太平洋ミニマム級1位でタイトル挑戦のチャンスを待っている京口紘人。
ここはチャンス
先陣を切るのは31日に後楽園ホールで開催されるWBOアジアパシフィックライト級王座決定戦に出場する前日本同級王者の荒川仁人(35)。渡辺均会長は「当初、WBA世界同級15位のハリケーン風太(29=カシミ)との王座決定戦が予定されていたが、風太が怪我のため試合を行うことができず、ランキング上位から声をかけていった結果、13位のアンソニー・サバルテ(24=フィリピン)と決まった」と説明。試合を6日後に控えた荒川は「戦績以上に強い選手で5敗もしているとは思えない。この試合をしっかり乗り越えていきたい」とベルトと世界ランキングを狙いにいくと誓った。
気持ちでも上回る
2月4日に日本スーパーバンタム級王者の石本康隆(35=帝拳)に挑戦する同級1位の久我勇作(26)は「前回の試合は自分の力を出し切れなくて悔しい思いをした。この1年は石本さんに勝つことだけ考えて練習してのでガムシャラに獲りに行く」とリベンジに闘志を燃やした。
3度目の正直
3月22日に日本スーパーフライ級王座に挑む同級1位の船井龍一(31)は「彼とはチャンピオンカーニバルの発表会から話していない。リングに上がれば友達とか関係ない。経験とリーチを生かして戦いたい」と王者である中川健太(31=レイスポーツ)とは同じ高校でボクシング同好会をつくった仲だが、宣戦布告を宣言した。「ワタナベジムではチャンピオンになったらジムに写真パネルが張られる。ずっと憧れているので勝って張られたい」と3度目のタイトル挑戦の決意を語った。
同い年の小西伶弥(真正)と激突する
4月16日にエディオンアリーナ大阪で日本ミニマム級王座決定戦に臨む同級2位の谷口将隆(23)は「相手は気持ちとフィジカルが強い。同じ神戸出身だが、東京のジムに所属している自分より向こうの方が応援団が多いと思う。アマチュアの時に20敗近くしていて苦労は嫌というほどしているので挑戦のタイミングは今がバッチリです」と敵地でのベルト奪取に目を輝かせた。
今年中に世界王者になる!
2月〜3月にタイトル挑戦が予定されている(発表は後日)OPBF東洋太平洋ミニマム級1位の京口紘人(23)は「ここまで全部KOで勝っているのでタイトル戦が決まれば一発で獲ってインパクトを残したい」と抱負を口にした。
会見後に練習を公開した5選手。荒川、久我、船井は軽めの調整で終えるなか、京口と谷口は3ラウンドのマスボクシングを披露。京口がプレスをかけてボディを的確にヒットさせれば、サウスポー谷口も左右に動いてワンツーを繰り出した。井上孝志トレーナーのラスト30秒の声がかかりスパーリングの指示が出ると両者は激しく打ち合った。
会見後に練習を公開した5選手。荒川、久我、船井は軽めの調整で終えるなか、京口と谷口は3ラウンドのマスボクシングを披露。京口がプレスをかけてボディを的確にヒットさせれば、サウスポー谷口も左右に動いてワンツーを繰り出した。井上孝志トレーナーのラスト30秒の声がかかりスパーリングの指示が出ると両者は激しく打ち合った。