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昨年4月に内山高志(37=ワタナベ)を2回KOで屠り、12月の再戦では小差の12回判定で返り討ちにしたWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王者のジェスレル・コラレス(25=パナマ)が、2016年のパナマのボクシング年間最優秀選手に選ばれた。コラレスは4月にWBO(世界ボクシング機構)同級王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ/米)と統一戦を行う計画が浮上している。
評価も上昇中
パナマのMVPは7人のコミッション関係者と12人のジャーナリストが投票して決める方式をとっている。現在、活動しているパナマのプロボクサーは100人前後で、そのなかからコラレスが文句なく最優秀選手に選ばれた。
コラレスは16年に内山との2試合しか行っておらず、この2勝が高く評価されたことになる。また最優秀マネージャーにはレスビア・バサン・デ・モス女史、最優秀トレーナーにはファン・モスケラ氏が選ばれ、すべてチーム・コラレスの受賞となった。現在、コラレスにはWBO王者のロマチェンコとの統一戦計画が持ち上がっており、これが決まれば4月8日か15日の試合となる。