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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者バドゥ・ジャック(33=スウェーデン/米)が王座を返上した。ジャックは14日に米国ニューヨークでIBF(国際ボクシング連盟)王者のジェームス・デゲール(30=英)と統一戦を行い、ダウン応酬のすえ12回引き分けという結果に終わっていた。今後はライトヘビー級に転向して2階級制覇を目指すことになる。
王座返上
ジャックはデゲール戦前から転級を示唆していたが、試合後にWBCからカルム・スミス(英)との指名防衛戦の交渉期限を提示されたこともあって今回の決断に至ったようだ。ジャックはライトヘビー級のWBC王者アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)への挑戦を目指すとしているが、スティーブンソンは4月29日に次戦が計画されており、試合が実現するとしても早くて初夏ということになりそうだ。なお、空位になった王座の決定戦にはスミスが出場することは確実で、相手はジャックの前の王者で現2位のアンソニー・ディレル(米)が有力視されている。