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日本人初のOPBF東洋太平洋ヘビー級王者を目指す日本王者の藤本京太郎(30=角海老宝石)が明日、後楽園ホールで開催される「第557回ダイナミックグローブ」のメインイベントでOPBF同級2位のウィリー・ナッシオ(30=豪)とOPBF同級王座決定戦と争う。両者の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
6〜8ラウンドで倒すのがベスト
これが4年ぶり2度目のOPBF王座に挑戦する藤本は洋服を着たままで計量台に乗り103.0kgでパスした。「キックボクシングからボクシング界に転向した時から東洋のベルトは目標に掲げてきたで今回は絶対にベルトを獲りたい。アジア人にも(ヘビー級に)こんな選手がいるところを見てほしい。とにかく勝ちたい」と覚悟を持って試合に臨むと語った。昨年の大晦日に京都で行われた同門の小國以載の世界王座奪取を日帰りで観戦した藤本は「あんなにすごい試合の後に年明けに自分の試合があるのはやりずらい」と報道陣を笑いに誘ったが「自分も負けられないと刺激を受けた」と口にした。
ストリートファイトは200戦無敗と豪語
ニュージーランド生まれで国籍はオーストラリアのナッシオは118.8kgでクリア。元々ラグビーで活躍していたが、2012年にボクシングを始めたというナッシオは現在8連勝でタイトル戦を迎えた。終始上機嫌な様子で「藤本を3ラウンド以内に倒す」と高らかにKO宣言し会場を後にした。
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