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今年のチャンピオンカーニバルは、2月4日に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」日本スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者の石本康隆(35=帝拳)対同級1位の久我勇作(26=ワタナベ)で幕開けすることが決まった。チャンピオンカーニバルとは例年、年頭から4月にかけて全階級で開催される日本王者の指名挑戦試合の名称。
3度目の防衛に臨む石本
二人は15年12月に空位の王座を懸けて対戦しており、この時に小差判定で久我を下した石本が戴冠。4月のチャンカンでは藤原陽介(ドリーム)をほぼフルマークで完封し初防衛に成功し、10月のV2戦では一昨年のノンタイトル戦で苦しめれた古橋岳也(川崎新田)を10回TKOで退けこの月の月間MVPにも選出された。30歳半ばを過ぎても衰えを見せず、むしろ王座に就いて試合運びやテクニック面でレベルアップをはたした感がある。
最強後楽園MVPの久我
一方の久我は石本に敗戦後、再起2戦目で昨年開催された最強後楽園に出場。初回に同級1位のサウスポー、ジョナタン・バァト(カシミ)からダウンを奪うと、最後は右ボディでノックアウト。鮮やかな4回KO勝ちを決め大会MVPに輝いた。久我も10月の月間敢闘賞に選ばれ、11月に行われた表彰式では石本を横に置きながら「一年前の借りをしっかり返す」と宣戦布告。2度目の対戦に闘志を燃やした。因縁の二人が激突する日本スーパーバンタム級王座戦。はたしてどちらの思いが勝利に結びつくのか――。
比嘉も参戦
なお、イベントのセミでは今年世界への飛躍を狙う東洋太平洋フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅)が無冠試合で参戦。対戦相手は未定ながら11戦11勝(11KO)のパーフェクトレコード更新に期待がかかる。