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23日、大阪府立体育会館で行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチは、同級6位・久高寛之(仲里ATSUMI)が王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)に3-0の判定で敗れ、王座奪取に失敗した。
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試合は開始早々、久高が左ジャブでプレスをかけ右ボディを打ち込む上々のスタートを切ったが、カサレスは早くも左にスイッチ。4Rにはプレスをかけだしたカサレスを、久高の右フックがカウンターで炸裂。アゴを打ち抜くも、カサレスはスイッチを繰り返し、的確なパンチで久高を幻惑。終盤、久高も右ストレートをカウンターで当て、カサレスをぐらつかせたが、116-112、117-111、117-111の判定3-0で王者カサレスが3度目の防衛に成功した。
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カサレスはリング上のインタビューで「チャンピオンになれたここ大阪府立体育会館に帰って来れて嬉しい」と述べ、「久高は将来のある良いボクサー。まだ若いのでチャンプになる事も可能だ」と讃える余裕をのぞかせ、「どうもありがとう大阪」と流暢な日本語でしめた。