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WBA女子世界ミニフライ級チャンピオンの黒木優子(YuKO)が18日、挑戦者に安藤麻里(フュチュール)を地元に迎えて防衛戦を行なった。2014年5月に当時チャンピオンだった安藤から王座を獲得した黒木は、今日の安藤戦で節目となる5度目の防衛戦を迎えた。
健闘を称えあった両者
5度目の防衛に挑んだ女王の黒木優子は2ラウンド、左ストレートで前チャンピオン安藤からダウンを奪うと5ラウンドにはバランスを崩した挑戦者がダウンを宣告されると幸運の女神は、チャンピオンに微笑んだ。試合は最終ラウンドまで進み判定で、黒木がチャンピオンシートを守った。
安藤麻里(フュチュール)
試合後のリングで安藤は「黒木さんとの試合が決まってから、この日のために頑張ってきた。気持ちを維持するのは難しい。最高のボクシング人生でした」と引退を表明した。
黒木優子(YuKO)5度目の防衛に成功
控え室に戻った黒木は「安藤選手の気迫も感じていた。最初は行けると思ったが、2度のダウンを取ったのにポイントを伸ばしきれなかったのは反省すべきところ。10Rまでは行きたくないと思って練習したので倒したかった」と試合を振り返った。2016年を無事勝利で終えたチャンピオンは「統一戦も視野に入れたいがこのままではまだまだ。でも地元でV5できたのは本当にうれしい。目指したいのは長谷川穂積選。倒すときに倒しきれるようなボクシングが理想」と来年の抱負を語った。