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[ニュース]2010.12.20

海外の試合結果A

ガルシア、アルセとも圧勝
 WBO世界ライトフライ級暫定王者ラモン・ガルシア(メキシコ)は18日、メキシコのカンペチェでオマール・ソト(プエルトリコ)を相手に2度目の防衛戦を行い、大差の12回判定勝ちを収めた。
 4回と10回にダウンを奪うなど、試合はガルシアのワンサイドだった。採点は120対106、119対107、118対108。
 ガルシアは17戦15勝(8KO)1敗1分。ソトは23戦15勝(6KO)7敗1分。
 同じリングに登場した元3階級制覇王者ホルへ・アルセ(メキシコ)は、アドルフォ・ラモス(コロンビア)に1回2分6秒TKO勝ちを収めている。
 右でダウンを奪った後、連打でストップに持ち込んだアルセは、来年3月に4階級制覇を狙ってWBO世界スーパーバンタム級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)への挑戦を画策している。31歳のアルセは64戦56勝(43KO)6敗2分。ラモスは30戦18勝(10KO)11敗1分。

4冠狙うモラレス、判定勝ち
 メキシコの“3階級制覇6人衆"のひとり、エリック・モラレスは18日、地元ティファナでフランシスコ・ロレンソ(ドミニカ共和国)と対戦し3対0の12回判定勝ち、保持するWBCスーパーライト級のシルバー王座の防衛に成功した。
 5回にダウンを奪ったモラレスは終始、ロレンソと打撃戦を展開。116対111、114対113、115対112の小差ながら3対0の判定でベルトをキープした。
 メキシコには7人の3階級制覇者がいるが、フリオ・セサール・チャベス以外の6人(モラレス、バレラ、アルセ、マルケス兄、モンティエル、ソト)は現役として活躍中。誰が最初に4階級制覇を成し遂げるか注目を集めている。
 モラレスはWBA&WBO世界ライト級王者ファン・マヌエル・マルケスへの挑戦を狙っている。

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