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14日にタイ東北部のナコンラチャシマで行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチ、王者ノックアウト・CPフレッシュマート(26=タイ)に同級14位小野心(33=ワタナベ)が挑戦した。過去、日本人選手のタイでの世界挑戦は20敗1分け(江藤光喜のWBA暫定フライ級戦は除く)と"鬼門"とされているが、小野はどのような戦いを見せたのか――。
初回からプレスをかけていくノックアウトに対し、サウスポー小野はフットワークを駆使しチャンスを伺うが右ストレートを浴びる場面が増えていく。10回にノックアウトの左フックが決まりダウン。ポイントで劣勢の小野は11回に反撃したが、ノックアウトも応戦、試合終了のゴングを聞いた。採点は3者ともにノックアウトを支持し防衛に成功。小野は鬼門とされるタイでのベルト獲得とはならなかった。ノックアウトは暫定王座も含めるとこれで5度目の防衛に成功した。
アンダーカードにはWBC世界ミニマム級8位の大平剛(32=花形)が50.0kg契約8回戦でスファキャット・カンファ(タイ)を相手に再起戦を行った。大平がジャブ、ワンツーで積極的に仕掛け上手くフットワークを使い、相手の追撃を許さず判定勝ちで再起戦を飾った。