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名古屋市内の畑中ジムで12日、WBO世界ライトフライ級王座決定戦に臨む田中恒成(21=畑中)が報道陣を集めて練習を公開した。試合を20日後に控えた田中は「予想以上に順調にきている」と好調をアピールした。田中は昨年5月、日本人最速となるプロデビュー5戦目で世界王座についた。この時獲得したWBO世界ミニマム級王座はすでに返上しているが、デビュー当初から中部の怪物と注目されている21歳の若武者の世界二階級制覇に期待したい。大晦日、決戦は岐阜メモリアルセンターで愛ドーム。放送はCBC/TBS
5ラウンドのスパーリング
練習は、プエルトリコから招聘したワルデマール・パガン(26)と5ラウンドの熱のこもったスパーリングを披露。中南米特有の遅れてくるパンチにもサイドの動きで対応した田中は多彩なボディ攻撃をみせ順調な仕上がりをみせた。
順調ですと田中
練習後に取材に応じた田中は「今、試合までにだいたい60%くらいの仕上がりできている。体重調整も早めにフィジカルトレーナーとカロリーをしっかり計算してやっているので問題ない。2階級制覇に向けては順調にきていると思う。今までで1番強敵だと思うけど、自分が試合までにしっかり最高のコンディションを作れば負けることはない。あと2週間ちょっと、調整頑張ります」と順調な調整をアピールした。
練習を見守った畑中清詞会長は「今までで1番強い相手というのは間違いない。でも、恒成も今までで1番の出来じゃないかな、まあ、楽しみですね」と自信をみせた。
練習を見守った畑中清詞会長は「今までで1番強い相手というのは間違いない。でも、恒成も今までで1番の出来じゃないかな、まあ、楽しみですね」と自信をみせた。
パガン、田中、ピントール
パガンに同行している世界的トレーナーのフェリックス・ピントールトレーナー(66)は「タナカはスピードもありパワーもある、大晦日は彼の手が上がるだろうね」と田中の出来に太鼓判を押した。
ピントールは過去68戦世界戦を戦った経験がありプエルトリコのみならず世界に教え子を抱える名トレーナー。
ピントールは過去68戦世界戦を戦った経験がありプエルトリコのみならず世界に教え子を抱える名トレーナー。