新たな委員会開設へ

　東日本定例理事会では2つの委員会の開設を目指す。1つは亀田問題の教訓を生かし、反則行為や言動・行き過ぎたパフォーマンスに対し注意勧告をし、場合によっては処分も下す『倫理委員会』の開設する。メンバーは原田雅彦JPBA会長・大橋秀行東日本協会長を候補に、各支部の協会長が務める。
　もう1つは、ジムでの練習中に於けるスパーリング中の死亡事故が何年かに1回は起きる事もあり、今までは事故発生後の対処はジムからの報告だけに済ませて来た。が、大相撲の新弟子死亡事件の経緯もあり、事故発生に対する徹底調査を行う『事故調査委員会』の開設することを決めた。
　倫理委員会・事故調査委員会の正式承認は、12月23日に開催されるJPBA年末総会にて検討され、承認の運びとなる。大橋協会長は「ボクシング界を取り巻く状況は非常に厳しいが、ピンチをチャンスに変えて行きたい」とし、これからもボクシング界の改革に取り組む。