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元世界6階級制覇王者オスカー・デラ・ホーヤ氏が代表を務める米国の大手プロモート会社、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は2日、来年1月28日に米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリング・リゾートカジノで、WBC世界スーパーフェザー級王者フランシスコ・バルガス(31=メキシコ)対WBO同級暫定王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)のタイトルマッチを行うと発表した。セミでは前WBC同級王者で現1位の三浦隆司(32=帝拳)対2位のミゲール・ローマン(31=メキシコ)が行われることも併せて発表された。
バルガスは昨年11月に三浦との激闘を制して王座を獲得し、今年6月にはオルランド・サリド(メキシコ)と引き分けて初防衛を果たした。しかし、これらの疲労とダメージを抜くため休養をとっていた。この間、WBCは暫定王座の設置を決め、三浦とサリドで12月に決定戦を行うことが決定したが、サリドが背中を痛めたため試合は中止になっていた。こうしたなかバルガス(25戦23勝17KO2分)が戦線復帰することになったわけだ。相手のベルチェルは今年3月にWBO暫定王座を獲得し、7月にはチョンラタン・ピリャピニョ(タイ)を4回KOで退けて初防衛を果たした。戦績は31戦30勝(27KO)1敗。
サウスポーの三浦は今年5月、1回KO勝ちで再起を飾っており、現在はWBC1位にランクされている。35戦30勝(23KO)3敗2分。対するローマンは67戦56勝(43KO)11敗という豊富なキャリアを誇る攻撃型の選手で、11年から12年にかけて3敗したあと13年からは18連勝(15KO)と好調を持続している。11敗しているもののKO負けは12年3月にアントニオ・デマルコ(メキシコ)の持つWBC世界ライト級王座に挑んだとき(5回KO負け)だけというタフガイでもある。こちらはWBC2位にランクされており、この試合の勝者がバルガス対ベルチェルの勝者に挑むことになりそうだ。すでに2日からチケットが発売されており、値段は105ドル(約1万1900円)、75ドル(約8500円)、55ドル(約6240円)、45ドル(約5100円)、35ドル(約3970円)となっている。