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29日に後楽園ホールで開催された「ザ・グレイテスト・ボクシング」のメインでは、日本フライ級7位の山下賢哉(20=古口)に1年9ヵ月ぶりに復帰した星野晃規(28=M.T)がアタック。元日本スーパーフライ級ランカーの星野は、初回からジャブで山下の出鼻を挫くと打ち終わりに右を合わせ試合を優位に進めた。
7回に試合が動きダウンを奪った
山下も右フックで飛び込むと連打で星野を追い込んだが、どうにもペースが掴めず。それでも7回にワンツーで攻勢をかけ一気に仕掛けた。左右をもらい膝を落とした星野だが、反撃に移ると渾身の右フックが直撃しダウンを奪った。立ち上がった山下だが足元がおぼつかず、フィニッシュに持ち込まれ最後はレフェリーに救出された。
フライ級でも行けると星野
山下を破りランキング返り咲きを濃厚とした星野は仲間たちと喜びを爆発。15年2月の鈴木悠介(八王子中屋→三迫)戦を最後にトレーナーに転身、引退を決めていたが、選手を指導するうちにリングへの思いが強くなり復帰を決断した。教える側に立って冷静さが身についたと言う星野は「気持ちの強い相手だったが、何とか距離で上回ることができた。まだまだメンタルに弱さはあるが、タイトルに辿り着けるように頑張りたい」と言葉を弾ませた。
6回まではドローだった