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[試合後談話]2016.11.5

江藤光喜、初回にダウン!

 前WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(帝拳)への挑戦失敗から1年。元WBA世界フライ級暫定王者で現WBC世界スーパーフライ級8位の江藤光喜(28=白井・具志堅)が5日の後楽園ホールで再起2戦目に臨んだ。対戦相手のOPBF東洋太平洋同級10位ジュン・ブラゾ(24=比)は、9戦5勝(5KO)1敗3分と5勝はすべてKO勝ちの強打者。初回から長身江藤の懐を脅かすと、左フックでダウンを先制した。
初回まさかのダウン
 立ち上がりの硬さを突かれた江藤は、序盤こそブラゾの踏み込みにタイミングが合わず手こずったが、打ち合いの中で徐々にギヤを上げると3回は右を好打し、ブラゾをダウン寸前にまで追い込んだ。ブラゾもピンチに耐え粘り強くパンチを返したが、終盤までにかなりのダメージが重なり8回に左ボディで2度のダウン。最後はボディを連打されキャンバスに沈んだ。
それでも序盤以降は盛り返した
 試合後の江藤は、「やろうとしていたことの30%もできなかった。リング上では初回のダウンは効いていないと言ったが、思ったよりパンチがあって少し効いた(笑)。油断はなかったがちょっと甘かったかな。ジャブから右への繋がりも課題」と反省。それでも練習してきたジャブは良くなったと笑顔も見せ、「世界をアピールするレベルじゃないが倒せてよかった。これからも世界に向けて頑張るだけ」としっかり前を向いた。
しっかりと次に繋げる!

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