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大晦日にIBF世界スーパーバンタム級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑戦する同級5位、元東洋太平洋&日本スーパーバンタム級王者の小國以載(27=角海老宝石)が、1日に後楽園ホールで行われた「角海老ボクシング」のリングに仮装して上がり、ファンに向け「強い相手ですが勝って、またこのリングで挨拶ができるように頑張ります」と抱負を語った。これまで開催地が定かではなかったがこの日、小國の世界初挑戦は京都・島津アリーナと発表された。
挨拶に立った3人と巨人
また、先月31日付けで引退届けを提出した小國の同門で元日本ウェルター級王者の高山樹延(30)、そして同ジムに移籍した元日本&東洋太平洋ウェルター級王者の渡部あきのり(31)と奥村健太(28)もリングに上がり観客に挨拶した。
高山は笑顔でファンに別れを告げた
7月の東洋太平洋ウェルター級王座統一戦が最後の試合となった高山は、「ここまでやってこれたのは仲間やファンのサポートがあったからこそ。第二の人生もボクシングで学んだことを活かして頑張りたい」と感謝し、9年間の現役生活に笑顔で別れを告げた。
復活を誓う渡部あきのり
すでに移籍初戦が来年1月14日の後楽園ホールで予定されている渡部と奥村は、最高の環境で練習ができていると声を揃え、「言葉よりも試合で強くなった姿を見てほしい」(渡部)、「必ずチャンピオンになります」(奥村)と新天地での飛躍を誓った。
最高の環境でチャンピオンになると奥村健太