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15日、都内で「ボクシング新時代を語り尽くす」と題したWOWOWぷらすとの公開イベントが行われ、『エキサイトマッチ』でお馴染みのメンバーに加え、12年ロンドン五輪金メダリストで現在はミドル級で世界挑戦を視野に入れている村田諒太(30=帝拳)がトークに参加した。
100人以上のファンを前にして行われたトークは、8月に『エキサイトマッチ』で紹介したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)やデオンテイ・ワイルダー(米)ら現代のスター選手7人を軸に構成。そのなかで、主要4団体で世界挑戦圏内にいるミドル級の村田は、同級の3団体王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)について「一緒にトレーニングしたことがあるが、とにかく左のジャブが強い」と解析。「12月に予定されているダニエル・ジェイコブス(米)戦が楽しみ」と話した。近い将来、村田自身がゴロフキンと拳を交える期待もかかるが、「ゴロフキンと対戦するには諸条件が揃わないと難しいので、まずは自分ビッグネームにならなければならない。そのためにも、まずはビリー・ジョー・サンダース(英)に挑戦したい」とWBO王者にラブコールを送った。そのサンダースはたび重なる故障のため昨年12月の戴冠試合を最後にリングに上がっていないが、11月26日に初防衛戦を予定している。
サンダース
現時点では村田の次戦は決まっていないが、来るべき大勝負に向け10月2日から8日まで、12月に世界王座決定戦を控える三浦隆司(帝拳)と一緒に千葉県成田市で走り込みキャンプを行った。「心の準備はできているので王者から声がかかればやりたい。いつでも試合ができるように準備している」と村田は意気込みを口にした。また、11月5日(日本時間6日)に米国ネバダ州ラスベガスで行われるジェシー・バルガス(米)対マニー・パッキャオ(比)に関しては「パッキャオが勝つとは思うが、簡単な試合にはならないはず。バルガスは体格で上回っており、右のカウンターもある。駆け引きを含めおもしろい試合になると思う」と予想した。