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[試合後談話]2016.10.10

岐阜でタイトル挑戦に弾みをつけた

 体育の日の10日、岐阜市内の岐阜市文化産業交流センターで岐阜ヨコゼキジムのイベント「岐阜ボクシングカーニバル45」が開催された。メインイベントでは日本ミニマム級2位、東洋太平洋同級7位の華井玄樹(26=岐阜ヨコゼキ)がタイトル前哨戦としてタイ人ボクサーを迎えて48.5kg契約8回戦に臨んだ。
左ボディ1発
 試合は、タイトルへの意欲を見せる華井のパンチがプームサックを終始圧倒、タイトル戦へ弾みをつけた。開始わずか32秒で放った左ボディがプームサックのボディに突き刺さるとプームサックがダウンし悶絶。10カウントを聞かせKOで完勝した華井。試合後リングに上がった横関会長から「今日勝たないと発表できなかったことがあります、11月3日、フードパル熊本で日本ミニマム級王者の福原辰弥選手に挑戦することが決まりました」と20日後にタイトル挑戦することが発表されると、会場は大いに盛り上がった。
横関孝志会長
 試合後、控え室に戻った横関孝志会長から「本当に今日勝たないと言えないことだったので、怪我もなく試合が終われてよかった。サウスポースタイルのチャンピオンですけど、しっかりチャンピオンにして帰って来ます」と改めて正式に次戦のタイトル戦を発表した。
いよいよベルトへアタック
 完勝でタイトル戦へ弾みをつけた華井は「今日はメッチャ早すぎましたけど、怪我なく終われることがタイトル戦への条件だったのでよかったです」と試合を振り返った。11月3日まで調整期間は20日間となるが「正直、減量も続けていけると思うし、タイミングも良かったと思います」と意に介さない様子で語ると「福原選手には挑戦を受けてくださって感謝しています。サウスポーは苦にしないのでパンチは当たると思う。まずはこのタイトルが目標だったのでしっかりKOで決めたい」と意気込んだ。
日本タイトルに挑戦

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