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今年、神奈川・花形ジムから大橋ジムに移籍した14年度の東日本新人王ライト級優勝、6戦全勝(3KO)の平岡アンディ(20)が、3日に後楽園ホールで行われた「フェニックスバトル」の前座で約2年ぶりに復帰した。
久しぶりのリングはやはり緊張した
試合後、久しぶりのリングで緊張したとの言葉通り、序盤こそ硬さが見えた平岡だが、L字ガードからジャブを突いて試合を組み立てると、対戦相手のルークタム・N&Pボクシングジム(タイ)から3回に連打でダウンを先制。さらに立ち上がったタイ人に攻め込み、最後は左ストレートで撃破。レフェリーストップを呼び込んだ平岡は、安堵の表情を浮かべながら勝ち名乗りを受けた。
父ジャスティさんもセコンドについた
ガーナ系米国人で元アマボクサーの父ジャスティスさんの指導を受けてボクシングをはじめた平岡は、高校在学中の13年12月に陸上部と平行して17歳でプロデビュー。180cmの長身と中距離ランナーとして高校トップレベルの豊富な運度量を武器に14年の新人王にライト級でエントリーし東日本を制したが、全日本決定戦はインフルエンザに罹り欠場。その後、高校卒業と同時に渡米し、ラスベガスのメイウェザー・ボクシングジムで日本と行き来しながら技術を磨いた。
2度のダウンを奪い3回TKO勝ち
「慎重に試合を進めたが、緊張もあって体が硬かった。今日の出来は50点」と自身を評価した平岡は、今後は米国デビューも視野に入れていた。
今度は日米のリングで活躍したい