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3月に初黒星を喫して以来の再起戦となる日本スーパーバンタム級13位、中澤奨(23=大阪帝拳)が1日に後楽園ホールで開催された「第554回ダイナミックグローブ」のアンダーカードに出場。フェザー級8回戦でランディ・クリス・レオン(フィリピン)と拳を交えた。

ジャブが光った
初回、中澤は慎重にジャブを出しながら左ボディを入れていくが、サウスポーのレオンの固いガードをこじ開けるまでには至らない。プレスをかけて左右フックを振るうレオンに中澤は上下にコンビネーションを決めてポイントを稼いだ。中澤は最後までワンツーを軸に積極的に攻撃を仕掛けたが、決定打を作り出すことができず試合終了のゴングを聞いた。2者がフルマークをつける採点で中澤が再起に成功した。

再起戦を飾った
リングに上がった時にサウスポーだと知ったという中澤は「前より柔らかく動けるようになったが、まだまだしっかりとパンチを当てられていないし途中、ムキになってしまった。まだ課題だらけ」と反省の弁が続いた。「ボクシングが好きなのでこれからも楽しくボクシングをしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

ランディ・クリス・レオン
最後まで粘りを見せたレオンは「中澤はスピードはあるがパワーは感じなかった。ただ今まで対戦してきた相手の中では一番強かった」と感想を口にした。