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ロンドン五輪銅メダリストでこれがプロデビュー戦となる清水聡(30=大橋)、世界前哨戦を行うWBO世界スーパーフライ級4位の井上拓真(20=大橋)が3日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。
試合は9月4日(日)に神奈川・スカイアリーナ座間で開催。当日夜7時からフジテレビ系列で全国放送。また、当日券は午後2時から会場で販売される。
試合は9月4日(日)に神奈川・スカイアリーナ座間で開催。当日夜7時からフジテレビ系列で全国放送。また、当日券は午後2時から会場で販売される。
清水がどのような戦いを見せるのか
セミファイナル、58.0kg契約6回戦で韓国フェザー級王者イ・インギュ(24)と拳を交える清水はリミットちょうどの58.0kg、これが初来日となるイは200gアンダーの57.8kgでともに一発クリアした。多くの報道陣が見つめる、計量後にポージングを取って会場を盛り上げた清水だったが「まだ全然、計量の雰囲気に慣れないですね」と苦笑い。「スープを飲んでこれから元気を出します」と短めのコメントを口にし会場を後にした。
左:サルダール 右:井上拓真
アンダーカードに登場する井上拓真(20=大橋)は53.0kg契約10回戦でWBO世界フライ級15位、フローイラン・サルダール(27=フィリピン)と対戦。ゆっくりと秤に乗った井上は100gアンダーの52.9kg、サルダールは700gアンダーの52.3kgでパスした。
完璧な仕上げを見せた
世界戦に向けてこれが最終関門となる井上は「身長はそんなに変わらないと思った。明日は判定でも何でも勝ちにこだわって絶対に勝ちます」と意気込みを口にした。
リーチが178pもあるサルダール
井上の対戦相手のサルダールは昨年12月に田中恒成(21=畑中)が保持していたWBO世界ミニマム級王座に挑戦したビック・サルダールの2歳上の兄だと判明。「試合が決まるまで井上のことは知らなかったが、映像はしっかりと観てきた。スピードがあり強いと思うが、僕の右ストレートは危険だよ」と不敵な笑みを浮かべた。アマチュア250戦、フィリピン国内大会で金メダルを獲ったキャリアを武器に井上に立ち向かう。