試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
パッキャオ、6階級制覇達成
13日(日本時間14日)、米国テキサス州アーリントンのカウボーイズ・スタジアムで行われたWBC世界スーパー・ウェルター級王座決定戦、マニー・パッキャオ(比)対アントニオ・マルガリート(メキシコ)は、パッキャオが大差の12回判定勝ちを収めた。これでパッキャオはフライ級、スーパー・バンタム級、スーパー・フェザー級、ライト級、ウェルター級に次いで6つ目のクラスで世界タイトルを獲得。6階級制覇はオスカー・デラ・ホーヤ(米)に並ぶ史上2人目の快挙。
13日(日本時間14日)、米国テキサス州アーリントンのカウボーイズ・スタジアムで行われたWBC世界スーパー・ウェルター級王座決定戦、マニー・パッキャオ(比)対アントニオ・マルガリート(メキシコ)は、パッキャオが大差の12回判定勝ちを収めた。これでパッキャオはフライ級、スーパー・バンタム級、スーパー・フェザー級、ライト級、ウェルター級に次いで6つ目のクラスで世界タイトルを獲得。6階級制覇はオスカー・デラ・ホーヤ(米)に並ぶ史上2人目の快挙。
左:パッキャオ 右:マルガリート
身長で11センチ、リーチで13センチ劣るパッキャオだが、序盤から積極的にマルガリートを攻め、4回にはボディ攻撃で元ウェルター級王者を窮地に陥れた。しかし6回、今度はマルガリートが逆襲し、ボディブローでパッキャオの体を折らせた。その後は再びパッキャオが忙しく動きながらマルガリートをコントロールする展開が続いた。10回、パッキャオの右フックでマルガリートの動きが止まる場面もあった。ラスト2回はマルガリートの右目上下の腫れが目立ち、いつストップがかかっても不思議ではない状況となったが、試合は最後まで続いた。
拡大写真
採点は120対108、118対110、119対109と大差がついていた。試合後、リング上で無敗の5階級制覇者フロイド・メイウェザー(米)との対戦を尋ねられたパッキャオは、「対戦が実現すればやるけれど、実現しないなら仕方ない」と話した。
リゴンドウVSコルドバ戦
リゴンドウは7戦目で戴冠
パッキャオ対マルガリートのアンダーカードで行われたギジェルモ・リゴンドウ(キューバ/米)対リカルド・コルドバ(パナマ)のWBA世界スーパー・バンタム級暫定王座決定戦は、ダウン応酬のすえリゴンドウが2対1の12回判定勝ちを収めた。シドニー、アテネ2大会連続で五輪優勝の実績を持つリゴンドウは、プロ7戦目での戴冠を果たした。
パッキャオ対マルガリートのアンダーカードで行われたギジェルモ・リゴンドウ(キューバ/米)対リカルド・コルドバ(パナマ)のWBA世界スーパー・バンタム級暫定王座決定戦は、ダウン応酬のすえリゴンドウが2対1の12回判定勝ちを収めた。シドニー、アテネ2大会連続で五輪優勝の実績を持つリゴンドウは、プロ7戦目での戴冠を果たした。
リゴンドウVSコルドバ戦
リゴンドウはスタートから積極的に攻撃を仕掛け、4回には左ボディブローで元王者からダウンを奪った。しかし、6回には逆にコルドバの右ジャブをタイミングよく合わされてバランスを崩し、グローブをキャンバスにタッチしてしまった。
これでリズムが狂ったのか、以後、リゴンドウは足をつかいながらアウトボクシングに策を変更。慣れない攻勢をかけるコルドバを際どくかわした。
採点は114対112、117対109で二者がリゴンドウを支持、残りのひとりは逆に114対112でコルドバを支持していた。
最短戴冠記録で史上4位タイとなる7戦目でベルトを獲得したリゴンドウは7戦全勝(5KO)。
ランカー対決、ジョーンズに凱歌
パッキャオ対マルガリートのアンダーカードでは、ウェルター級の世界ランカー対決も行われた。NABO&NABA北米王者のマイク・ジョーンズ(米)がヘスス・ソト・カラス(メキシコ)と対戦したもので、ジョーンズが95対94、97対93、94対94の2-0の10回判定勝ちを収めている。
2回にカラスをKO寸前まで追い込みながら果たせず、以後はガス欠に陥りながら辛うじて勝利を得たジョーンズは、これで23戦全勝(18KO)。主要4団体すべてで世界上位にランクされている。この勝利でWBC米大陸王座も手に入れた。
これでリズムが狂ったのか、以後、リゴンドウは足をつかいながらアウトボクシングに策を変更。慣れない攻勢をかけるコルドバを際どくかわした。
採点は114対112、117対109で二者がリゴンドウを支持、残りのひとりは逆に114対112でコルドバを支持していた。
最短戴冠記録で史上4位タイとなる7戦目でベルトを獲得したリゴンドウは7戦全勝(5KO)。
ランカー対決、ジョーンズに凱歌
パッキャオ対マルガリートのアンダーカードでは、ウェルター級の世界ランカー対決も行われた。NABO&NABA北米王者のマイク・ジョーンズ(米)がヘスス・ソト・カラス(メキシコ)と対戦したもので、ジョーンズが95対94、97対93、94対94の2-0の10回判定勝ちを収めている。
2回にカラスをKO寸前まで追い込みながら果たせず、以後はガス欠に陥りながら辛うじて勝利を得たジョーンズは、これで23戦全勝(18KO)。主要4団体すべてで世界上位にランクされている。この勝利でWBC米大陸王座も手に入れた。