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1日、都内の日本ボクシングコミッション事務局でランキング委員会が開かれ、7月度の日本ランキングが決定した。今回はスーパーフライ級とフェザー級で王座を返上した石田匠(井岡)と細野悟(大橋)、そして東洋太平洋ウェルター級王座統一に失敗した前暫定王者の高山樹延(角海老宝石)が保留扱いとなり、日本タイトル保留選手は昨年11月の適用開始から最多の24選手となった。現時点で日本王座に挑戦する意思のない元タイトルホルダーを対象として保留選手枠が設けられ、改変からまもなく一年が経過。保留選手は増加傾向にある。
王者を苦しめた大嶽
ランキングの変動に関しては、まずライトフライ級8位の癘{健太(明石)がフライ級に移り10位にランク。フライ級は東洋太平洋王座に就いた比嘉大吾(白井・具志堅)が2位から外れ、王者の粉川拓也(宮田)に挑み善戦するも判定で敗れた大嶽正史(石橋)が7位から11位に後退した。
シスモンドは契約が切れ離日
細野が返上し空位となったフェザー級は、1位の林翔太(畑中)と6位の上野則之(RK蒲田)の間で争われることが確認された。ライト級は、前回2位のフィリピン人ボクサー原田門戸ことリッキー・シスモンドが所属する横浜さくらジムと契約が切れたため日本ランキングから除外。シスモンドはすでにアメリカに主戦場を移している。
細川と引き分けた斉藤が1位に
スーパーウェルター級は、王者の野中悠樹(井岡弘樹)への挑戦に失敗した丸木凌介(天熊丸木)が1位から4位に下がり、換わって31日のタイトル戦で東洋太平洋王者の細川貴之(六島)と引き分けた斉藤幸伸丸(輪島スポーツ)が1位となった。ミドル級は福山和徹(冷研鶴崎)が6位で復活。スーパーミドル級は前東洋太平洋王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)が7月7日付けで引退届けを提出し、ランキングから名前を消した。