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元日本スーパーバンタム級王者の芹江匡晋(33=伴流)が、26日付けで日本ボクシングコミッションに引退届けを提出した。芹江は5月のノンタイトル戦で相馬圭吾(三迫)に敗れ、6月のランキング更新で圏外に。この試合がラストファイトとなった。
華のあるスピードファイターだった
03年にデビューした芹江は、独特の構えから繰り出されるスピード感溢れるファイトで頭角を現し、09年に当時の日本スーパーバンタム級王者、木村章司(花形)に挑戦。判定勝ちで王座を獲得すると、左ひざ靱帯断裂の怪我などの不運はあったが6度に防衛に成功した。その後王座を返上し、12年に小國以載(VADY=角海老宝石)が持つ東洋太平洋同級王座に挑戦したが、判定で敗れ2冠制覇に失敗した。同年再起し3連勝を飾ったが、その後は勝ち負けを繰り返し、徐々にタイトル戦線から離脱してしまった。生涯戦績は35戦27勝(10KO)8敗。