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アマチュア国体優勝の実績を引っ提げプロに転向、今回の試合が5戦目となる正木脩也(22=帝拳)が「ダイナミックグローブLegendo Fight4」のセミファイナル、ライト級8回戦に出場。2014年中日本スーパーフェザー級新人王の島倉裕矢(21=岐阜ヨコゼキ)と対戦した。ともに1994年生まれの両者の試合は、ゴングと同時に島倉が積極的に攻撃を仕掛けた。
デビュー以来負けなし
島倉がペースを掴もうと前に出て力強いワンツーを繰り出し好スタートを切った。先手を取られた正木だったが、ジャブを突いて距離を作ると3ラウンドには右ストレートで腰を沈め流れを取り戻した。冷静に試合を進める正木はジャブで島倉の左目上を切り裂き、ワンツーを好打。気迫溢れるファイトで食い下がった島倉だったが、正木は回転のある連打で島倉の傷口を広げていった。最後まで攻撃の手を緩めなかった正木が大差の判定勝ちを収めた。
反省が口を突いた
デビューからの連勝を5に伸ばした正木だったが「相手に合わせてしまった。左ボディから返しのパンチは良かったが、そこから倒し切れなかった。応援してくれた人に申し訳ないです」と笑顔をみせることはなかった。「このままではダメ。反省して切り替えてもっとレベルアップしないといけない」と最後まで厳しい表情をみせた。