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エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で9日、大阪帝拳ジムのイベント「ドラマチックボクシング73」が開催された。メインイベントでB級初戦を迎えた辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)は、インドネシアバンタム級5位のリオ・ナインゴラン(21)を相手にステップアップを見せることができたのか。

B級初戦はKO勝利
試合は序盤から左ボディでペースを握った辰吉が2ラウンドに左ボディで2度のダウンを奪うと、続く3ラウンドは戦意の喪失したナインゴランをロープに詰め左右のボディでさらに2度のダウンを重ねレフェリーストップを呼び込み完勝。B級初戦を見事なKOで飾った。

左:辰吉寿以輝(19)
控え室に戻った辰吉は「KOを狙い過ぎましたね、雑になりました。今日の試合は45点かな」と自己評価は辛口だった。「倒すイメージは試合の前からしていたのでしっかりKOで決めれたのは良かった。次は練習していたジャブを出して倒せるように練習します」と早くも次戦に目を向けた。

吉井寛会長
大阪帝拳の吉井寛会長は「今日は硬さもなく良い意味で何も考えずボクシングができていたんじゃないですか。今日は成長をしっかり見せてもらったと思いますよ」と合格点を与えた。次戦については「まだなにも考えてない、秋か年末辺りでしょうね」と話した。

辰吉丈一郎氏
辰吉の父で元WBC世界バンタム級王者の丈一郎氏は「何がしたいんか全くわからんかった。僕もプロやから何を練習しているんかわかる、コンビネーションなんか全然出てへん、練習してない証拠。辰吉の名前をぶら下げてボクシングするならもう少しお客さんに魅せれるボクシングをせなアカン」と厳しい評価で会場を後にした。