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「世界王座獲得は目前だよ」―-―7月20日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で和氣慎吾(28=古口)と空位のIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行う2位のジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)が、戴冠に揺るぎない自信をみせている。
グスマンはBOXRECによると11年12月のプロデビューから22戦して21勝、勝利のすべてをKOで終わらせてきた右のボクサーファイターで、今年4月の前哨戦も8回終了TKO勝ちで飾っている。左腕を腹部まで下げた懐深い前傾姿勢から左を飛ばして相手をコントロールし、好機に左フック、右ストレートを繋ぐタイプだ。ウーゴ・ルイス(メキシコ=WBC世界スーパーバンタム級王者)やジョンリエル・カシメロ(比=IBF世界フライ級王者)らを擁するプロモート会社、サンプソン・ボクシングの秘蔵っ子ともいえる存在だ。そのグスマンは現在、和氣との試合に向け米国マサチューセッツ州ボストンのジムで汗を流している。「世界王座を獲得するために人生をかけてきたんだ。それが目の前にある。家族と国のために勝利を収める瞬間が待ちきれないよ」とグスマンは自信をみせている。エクトル・ベルムデス・トレーナーも「彼は驚くべきパワーを持っているので最後まで戦う必要がなかったが、巧みに戦うこともできるんだ。どうやっても和氣はグスマンに勝てないよ」と愛弟子の勝利を確信している様子だ。