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[公開練習]2016.6.22

ディフェンス面を強化

 神奈川県横浜市にある大橋ジムで22日、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(23=大橋)とIBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(33=大橋)が報道陣に練習を公開した。
公開練習
 すでに練習を再開しているが、次の試合に向けて報道陣に練習を公開した両王者。気になる次戦について大橋秀行会長は「尚弥は9月頃に防衛戦を予定している。クリアしたら年内にもう1回できればと思う。八重樫に関しては怪我もあるので様子を見ながら決めていきたい」と今後のプランを口にした。
盛り上がる試合をしていきたい
 前回の試合で両拳を打撲した井上だったが 「拳の腫れもすぐにひいたのでスパーリングは昨日から始めた。今後は週3回のペースでしていけたらと思う。前の試合では、多少パンチをもらってもいいやと集中力を欠いたところがあったので修正していきたい」とディフェンス面の強化を課題に挙げた。この日はシャドーボクシングで入念にフォームをチェックした後、ミット打ちとサンドバック打ちのメニューを消化した。
課題を挙げればキリがないと八重樫
 肩にまだ多少の違和感があるという八重樫は軽めのサンドバッグ打ちを披露。「このあいだの試合は打たれ過ぎてしまい、多くの人から心配された。うれしいが悔しい気持ちがあるのでお客さんに心配をかけないようなボクシングを心掛けたい」とこちらもディフェンス面を重点的に見直していくと語った。
2Rのミット打ちを披露した
 26日に日本フェザー級王者細野悟(32)、スーパーライト級の新鋭、井上浩樹(24)らの試合を行うため、韓国入りする井上と八重樫。現地でサイン会を予定している。

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