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明日6日、後楽園ホールで開催されるWBC女子ミニフライ級タイトルマッチの調印式と前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、王者・黒木優子(25=YuKO)と挑戦者でWBCアトム級12位ノル・グロ(25=比)が初めて顔を合わせた。
キアテ・シリガルスーパーバイザー
調印式の冒頭、WBCスーパーバイザーのキアテ・シリガル氏(比)は4度目の防衛戦に臨む黒木に対し「美しいだけではなく、とても素晴らしいチャンピオンだとWBCは認識している。グロも元気でタフな挑戦者だけに、明日はWBCが誇るグレートなイベントになる」と挨拶し、両者の健闘を祈った。
世界戦初のKO勝ちを狙う
次にマイクを向けられた黒木は、「チャンピオンとなって初の後楽園ホール。より多くの方に感動したと言われるような試合にしたい。タイトルを獲ってからまだKOをしていないので、明日は倒して勝ちたい」と意気込み、相手の印象について聞かれると「小柄で顔もキレイなので負けられない(笑)」と別の意味での闘志を燃やした。これに対し、昨年2月のWBO女子世界アトム級王者・池山直(フュチュール)戦に続く3度目の世界挑戦となるグロは「黒木はとても美しく尊敬するチャンピオン。最高の試合ができるように全力を尽くす」と誓った。
華やいだ計量会場
調印式後の計量はリミットの47.62kgに対し、黒木が47.5kg、グロが47.3kgとそれぞれアンダーで一発クリア。水着姿の黒木と写真を撮るWBC役員の姿が印象的だった。
お腹がすいた〜
計量が終わりホッと一息ついた黒木は、苦手とする同じサウスポーの挑戦者について「いくつか映像を見たがガードを固め踏み込んでくるワンツーには気をつけたい。前にこさせないことが大事だが、打ち終わりが甘いのでそこをつければ」と分析。その上で、WBO女子世界バンタム級王者・藤岡奈穂子(竹原&畑山)やWBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)とのスパーリングの成果をリングで発揮し、今回で苦手意識を払拭したいと話した。
13戦7勝(4KO)5敗1分のグロ
終始笑みを絶やさずリラックスムードの黒木だが、実は3週間前に腰を痛めコンディションは今ひとつ。「試合には影響しないが、あまり長くはやりたくない」と早い回での決着を望んだ。
■検診結果
王者・黒木優子(YuKO)
体重:47.5kg
体温:36.9℃
脈拍:65/min
血圧:135/69mm/Hg
挑戦者ノル・グロ(比)
体重:47.3kg
体温:36.5℃
脈拍:87/min
血圧:110/86mm/Hg
■検診結果
王者・黒木優子(YuKO)
体重:47.5kg
体温:36.9℃
脈拍:65/min
血圧:135/69mm/Hg
挑戦者ノル・グロ(比)
体重:47.3kg
体温:36.5℃
脈拍:87/min
血圧:110/86mm/Hg