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[試合後談話]2016.4.28

壮絶な打撃戦

 28日、後楽園ホールで開催された「DANGAN159」のセミファイナルは63.3kg契約8回戦、日本スーパーライト級5位の青木クリスチャーノ(27=駿河)とOPBF東洋太平洋スーパーライト級14位高見良祐(22=鴻巣茂野)が激突。試合は初回から青木がフルスイングのパンチを繰り出した。
死闘を制した
 青木は体格の利を生かしてペースを掴もうと右ストレートや左フックで高見の左目下を腫れさせた。このまま青木は有効打を決めるが高見も耐え凌ぎ、ボディから右フックで懸命の反撃。ペースダウンした青木だったが中盤以降、スタミナを回復をさせ再び猛攻すると最後はダメージの深さを考慮したレフェリーが試合を止め、死闘に終止符を打った。
地方ジムの意地を見せたかったと青木
 手に汗を握る激戦を制しランキングを死守した青木は「なかなかパンチを当てさせてくれなくて今まで戦ってきた相手で一番強かった 」と高見の強さを認めた。「先制攻撃は予定通りだったが課題が残ってしまった。今の実力では岡田チャンピオンに足元も及ばない。猛練習して挑戦できる権利を手にしたい」とさらなる飛躍を誓った。
途中、流れを変えかけたが…
 敗れはしたが最後まで勝負を諦めなかった高見は「押し負けてしまい自分のペースに持ち込むことができなかった。ボディには手応えを感じたが…」と気丈に試合を振り返った。

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