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26日、後楽園ホールで開催された「三迫ボクシングジム一門会」のメインでは、日本フライ級10位・濱田修士(28=REBOOT)と日本スーパーフライ級2位・中川健太(30=レイスポーツ)とのランカー対決が行われ、中川が4回に左ストレート一発で試合を決めた。
4回は前に出た濱田だが
身体を揺さぶりながら右ストレートを狙う濱田に対し、サウスポーの中川も左のカウンターを狙い試合はスタート。序盤は互いに力みが感じられ、今ひとつ噛み合いに欠けたが、3回は中川が力強いワンツーで先に仕掛け、左ストレートを上下にヒットさせた。
強烈な左でダウン
ここは濱田も引かずに迎え撃ち、主導権を握らせないまま4回にはプレスを強めたが、残り40秒に中川の「サンダーレフト」が一閃。顔面に入った濱田は呻きながら崩れ落ちると、レフェリーはカウントを数えることなく試合を止め、濱田は立ち上がれないまま担架で運ばれた。
火を噴いたサンダーレフト!
鮮やかな一発で試合を決めた中川は「手応えあり」とニンマリ。「今回はいつも以上に調子が良く、相手のパンチも良く見えていた。4回に入り、体もほぐれてきたので狙った」と試合を振り返った。
中川は引分けをはさみ9連勝
今月のランキングで日本2位に浮上しタイトル挑戦まであと一歩だが、本人は「2位の実力はまだない」と過小評価。「もちろん決まったらやりたいが、今はもっと力をつけたい」と更なる精進を誓った。