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25日、茨城県つくばカピオで行われた前東洋王者・黒木健孝(ヤマグチ土浦)が現王者マイケル・ランデロの持つ東洋太平洋ミニマム級王座に挑んだ試合は、黒木が2度のダウンを奪われ、8回2分11秒TKO負けで王座獲得に失敗した。
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今年3月に行われた世界挑戦のために自ら手放した王座を取り戻すべく、そして世界再挑戦を目指し試合に臨んだ黒木であったが、王者ランデロの右ストレートを阻めずマットに沈んだ。
試合後の会見で黒木は「打って動く自分のボクシングが出来なかった。ランデロはリーチが長く、左は伸びた。最後の右も効きました。ランデロは強かった」と試合を振り返り、完敗を認めた。
試合後の会見で黒木は「打って動く自分のボクシングが出来なかった。ランデロはリーチが長く、左は伸びた。最後の右も効きました。ランデロは強かった」と試合を振り返り、完敗を認めた。
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今後について黒木は「会長からは負けたら終り、と言われ試合に臨んだ。引退もあるが今は自分からは何も言えません」と進退の明言を避けた。
関係者からは前日計量時の不調が囁かれていたが、黒木は「言い訳になるから言いたくないが、コンディションは最悪でした。風邪を引いた影響で減量も苦しかった」と不調の原因を明かした。
"土浦の孫悟空"の異名をとる世界戦で見せた、あのキレのある動きや止まらない手数を支えた強靭なスタミナも、今回の試合では鳴りをひそめた。試合以前に敗れた感はあるが、それでもダウンの8回までは黒木がポイントで勝っていたのだ。悔やむに悔やみきれない敗戦だけに、黒木には早々と決断を下してほしくはない。
関係者からは前日計量時の不調が囁かれていたが、黒木は「言い訳になるから言いたくないが、コンディションは最悪でした。風邪を引いた影響で減量も苦しかった」と不調の原因を明かした。
"土浦の孫悟空"の異名をとる世界戦で見せた、あのキレのある動きや止まらない手数を支えた強靭なスタミナも、今回の試合では鳴りをひそめた。試合以前に敗れた感はあるが、それでもダウンの8回までは黒木がポイントで勝っていたのだ。悔やむに悔やみきれない敗戦だけに、黒木には早々と決断を下してほしくはない。